日本沈没と海猿
LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/12/20
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数日前のニュースで、昨年の邦画の興行収入が洋画を上回ったという報道がありました。
ボクは仕事柄アニメの映画はよく観ます。しかしそれ以外は邦画をあまり積極的には見ないことが続いてました。それもスケール感がどうしても感じられないこと、そして人間ドラマを見たいときはドラマの方が勝っているからと言う理由からでした。
しかし数字は正直。たぶんボクが観ない間に、かなりの進化があったのだろうと期待し、昨年ヒットした邦画を2本借りて鑑賞しました。
はじめに見たのは「海猿」。まず導入の主人公たちの気持のすれ違いや、センザキの心中のわだかまりというような描写があいまいでわかり難いため、すごく唐突にストーリーが進んでいくように感じました。
ただその後は、パニック・レスキューものと愛というテーマがはっきりしているので、まぁまぁの仕上がりかと・・・。でもドラマの方が面白かったという結論からは逃げられません。評価は5段階で☆2.5
旧作と違い完全なる日本の沈没は防ぐんですが、映画として完全に沈没していました。
とにかく展開が都合が良すぎるのです・・・。
テーマは「日本人とは」といった所でしょうが、それも描ききれていない中途半端さ・・・。がっかりしました。
あまり昔は良かったと言いたくはないのですが、旧作のドラマでの緊張感は尋常ではなかった。最後に由美かおるさんと小野寺昭さんのシーンは、かなり幼かったのボクの記憶にくっきりと映像として残っています。
星は1つ。
こういうスケール感があるものではダメなら、カモメ食堂あたりを借りてみてみようかなぁ・・・。