参院沖縄選挙区補欠選

今日は参院沖縄選挙区補欠選。もちろん投票に行ってきましたよ。
注目は、前那覇市議の島尻安伊子氏(42)(前民主党沖縄県連代表島尻昇の妻)自・公推薦と、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(57)社民・社大・共産・民主・自由連合推薦。事実上このお二人の一騎打ちとなるでしょう(ブログ書いてる時点でまだ開票されてません。どちらになるのでしょう?)。



今回の補選、もともとは野党の議席。夏から秋にかけての政局を考えるうえで、今回の議席は両陣営とも是が非でも取っておきたいところ。それを反映してか阿部総理を筆頭に現役議員の皆さんが、数多く沖縄入り、宣伝活動を展開しました。



しかし、そうした与野党の思惑とはウラハラに、なぜか盛り上がらない今回の選挙。まぁ原因は・・・、いろいろありますが、ボクは沖縄県民の中にある政治に対する期待感の希薄さにあると想ったりしてます。(基地問題・雇用の問題など、まぁこれだけわかりやすく国政に裏切られると、期待もしなくなりますよね)。もちろん国政や県政だけでなく、民間からの改革がボクは重要だと思ってますが、心情としてその裏切られ感は分かる気がします。


さて今回、両候補の後援会HPなどは拝見して、政策なども読んだのですが、あいまいな表現が多すぎますね。「キャッチフレーズ」のバーゲンセールで、何を具体的に変えることで県民が潤うのかが全く書かれていません。しっかりした政策を打ち出せない陣営トップはもちろん、これ作った企画広報と広告代理店は反省すべきです。
というわけで政策でのチョイスができない状態(本来はこのポイントで投票する人を選ぶのですが)。こういうことを続けていくと、さらに政治離れが加速します。



また、もうひとつ気になったのが今回の選挙の公式HP(たぶん選挙管理委員会が作ってるもの)に両陣営へのリンクがなかったこと。投票日や選挙の仕方などの基本情報を載せるのはもちろんですが、ネット時代においてボクみたいに検索して製作を比較する人も多くなると思います。若者の投票率を上げたいと言うのなら、そうしたところから改善したらいいと提案したい。



最後になりますが、どちらが当選しても「党」の部品に成り下がらず、自身が掲げていらっしゃる政策(ボクにはわかりませんでしたが)を貫いていただきたいと期待してます。