王者

K−1MAXで[rakuten:book:11346011:image]選手が、アルトゥール・キシェンコ選手に延長判定で勝利
5年ぶり2度目の栄冠に輝いた。


決勝でも準決勝でも1回づつダウンを奪われるなど、かなり綱渡りの勝利
特に3R「ドロー」となった佐藤戦の採点結果は微妙だった。
多分に「魔裟斗」を勝たせたいと思う主催者側の思いと
観客の声援の後押しによるアドバンテージがあったことは否めない。


しかし、だからと言って魔裟斗選手の勝利に文句をつける気になれない
なぜなら、パンチ・キックを出し続け、倒れても向かう気力や闘志に
ボロボロになりながらでも格闘技K−1を体現した後ろ姿に
「こいつがチャンピオン」だなという、責任感と覚悟を感じたから。


今年はこれでいい。

ただ来年は、内容も圧倒的な勝利を期待される。
それを達成できたとき、彼は本当の王者になるんでしょうね。