心に残るアニメソング

 アニメソングの作詞を始めて数年がたちました。最近ではときどき小さい子供さんからのファンレターらしきものも届くようになりました(実際はご父兄の方が書いてるのかなぁ)。
 僕が小さい頃は今ほどアニメの数はなかったけれど、どれも印象に残っています。実際今でもイントロがかかれば、その当時見てた番組の曲なら1番くらいはスラッと歌えます。完全に刷り込まれてます(笑)。そういったことがアニメソングの魅力でもあり、今ではやりがいでもあるのですが・・・。
 さて、その頃の曲でいちばん印象深いのが「グランプリの鷹」のED。「真っ赤な夕日が俺のゴールさ〜」というサビあたりで、初めて男の哀愁に触れた感じがしました。女の子のもので言うと「魔女っ子メグちゃん」のOPかな。「小さな胸のふくらみは〜」なんかいまでも初恋みたいな感覚です。もちろん初代ドラえもんの「ドラえもんのうた」もスキです。あと、同じドラえもんですが「まるがおのうた」は名曲。
昔のアニメソングって、ちゃんと映像とリンクするし、記憶にも残る。今はタイアップなどでそういった曲減りましたよね。もちろんアーティストがちゃんと計算していい感じでタイアップとなるケースもありますが(ガンダムSEEDエウレカセブンの曲等も好きです)、刷り込まれるというレベルにはいっていないような気がします。

今の子供たちが大人になって、イントロ聴いただけでスラッと歌える歌。

できるだけ作れるようにがんばりたいなぁ。