フレーザー島

世界遺産:未来の世代に引き継いでいくべき人類共通の宝物です。

先日TVで「世界遺産」を見ていたときふと思いつき、自分は一体どれくらいの世界遺産を見たことがあるか調べてみました。結果は次の通り

日本国内だと 法隆寺 清水寺 平等院 二条城 東大寺 原爆ドーム 厳島神社
合掌造り 今帰仁城跡 首里城跡。ほとんどが修学旅行で行った場所ですね。沖縄の2つは着たばかりの頃に観光で行きました。

以前住んでいたオーストラリアだと世界最大の砂の島フレーザー島、ブルーマウンテン、グレートバリアリーフ、中東部オーストラリアの多雨林保護区 ウルル(エアーズロック)。当時新聞記者だったので取材で行った場所もあれば、旅行で行った場所もあります。あの「世界の中心で愛をさけぶ」が流行る何年も前にエアーズロックに上り愛はさけんでましたけど(笑)

さて、どこも印象の深いところばかりですが中でも鮮烈なのがフレーザー島です(やっと本題)。
ブリスベンの北東に位置するこの島。世界最大の砂の島で、島に舗装路がないため島に渡るには4WDの車で、カーフェリーに乗っていくしかないという場所。
留学当時の仲間とレンタカーし10人くらいで旅行したのですが、砂浜を車で疾走したり、透明度の高い湖に行ったり、月面のように静かな夜の海を見つめたりと、普段からかけ離れた体験を数多くできました。

今から思い出しても「世界遺産」にふさわしい場所です。ああいう自然が作り出した美しい造形を後世に残していきたいですね。

余談ですが、そのときに仲間の一人の日本人の女の子が一緒に行っていたイタリア人に告白してNGをくらい大泣きました。言葉がまだしっかり通じない中、イタリア人の彼は「優しい断り方」をしていました。女の子も精一杯がんばって、キレイな涙を流した夜でした。世界遺産の風景とともに一生忘れないでしょう。