ふんどし

初場所では大関栃東が14勝1敗で13場所ぶり3度目の優勝を飾った。

朝青龍琴欧州など外国人力士の大活躍で肩身の狭い思いをし、ましてやかど番の場所での優勝だから、喜びも大きかっただろう。化粧まわしをして記念写真をとる姿にも充実感が満ちていた。

まわしつながりだが、最近のニュースでは、安易に他人のフンドシで相撲を取る(他人の持ち物を利用して、自分の利益や儲けをはかる)人や会社ばかりが目に付く。

そんな中。今回の栃東の優勝は、つらい状況でも「自分のフンドシで相撲を取れ」と教えているような気がした。