裸足

靴をはくこと、なんとなくそれがあたりまえと思い込んでいただけ。

オーストラリア留学時代の話。ブリスベンはボクが暮らしていたクイーンズランド州の州都。そこそこの規模の都市なのですが、街でよく裸足で普通に歩いている人を見かけるのです。はじめは靴が買えないから裸足なのかと思いましたが、どうやらそうでもないようなのです。
 翌日、英語学校の先生に聞いてみました。すると「とっても気持ちのいいことよ。オーストラリアでは普通よ」という答え。スイス人の友達も「スイスでも時々裸足で外出するわよ」との答え。

カルチャーショックでびっくりしたのと同時に、なぜか恥ずかしくなりました。

帰り際、バス停からホームステイまででしたが、靴を脱いで裸足で歩いてみると、足の裏に感じる大地が、意外に心地よかったのです。

裸足でうまれてきたのだから、靴をはく方が確かによっぽど不自然なのに。

日本人ってズレてるなぁって思い知らされた始めのエピソードでした。